デジタルリテラシー第8章:ビッグデータ具体論と活用のポイント

ビッグデータについて、もう少し詳しく見てみましょう

ビッグデータにはどのような要素が有るのか?
代表的な8つの事例を見てみましょう

身近なところだと、

  • SNSに書き込まれた、コメントやプロフィール
  • ネット上で公開される、動画・音声・画像など

ビジネスの場面だと、

  • WebサイトやECサイトで収集される、閲覧や購買の履歴
  • GPS・電子タグなどで検知される、位置・移動・温度など
  • 業務管理システムで生成される、POSや取引明細データ
  • Webサーバなどに蓄積される、アクセスやエラーのログ
  • オフィスのPCで生成される、文書やメール・社内ツールのデータ
  • CRMシステムで管理される、顧客の会員・販促データ

皆さんの身近にも、ビッグデータの要素があるのです

世の中には膨大な要素があるなぁ~

ビッグデータは、3つのカテゴリに分類できます

1つめは、オープンデータ
ルールに基づき、国や地方公共団体が公開・提供している統計・地図・観光データなど、ビジネスでも活用可能です

2つめは、産業データ
大きく分けて、企業や組織が保有するノウハウといった幅広いデータと、M2Mと呼ばれる産業用機械同士の通信データの2つが存在します

3つめは、パーソナルデータ
個人の基本情報(氏名・性別・生年月日・住所など)をはじめ、行動・購買・位置情報など、個人にまつわる情報です

情報の出所やルールが異なるんですね

ビッグデータと向きあう際に留意すべき、3Vと呼ばれるポイントがあります

1つめは、Volume=データの量が膨大にあること
2つめは、Variety=多様性を表し、データの種類や情報ソースが豊富であること
3つめは、Velocity=速度を表し、データの生成・更新頻度・処理が速いこと

これらにValue(価値)とVeracity(正確性・信ぴょう性)を加えると5Vと呼ばれます

ボリューム、多様性、速度、価値、正確性といったポイントが重要なんですね

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