
異業種交流スクール
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リベラルアーツ講義動画と次世代リーダー同士でのグループワークを通じ、4か月で管理職に求められる「問いを立てる力」や「関連付ける力」を養うプログラムです。


業界・業種建設業
従業員1001人~
国内外において建設・土木事業を軸に、設計から施工、開発まで幅広く展開する総合建設会社です。150年以上の歴史を有し、日本の建設業界を代表する企業として高い技術力と実績を誇ります。
変化の激しい事業環境において、管理職に求められる能力は「専門知識」だけではありません。多様な価値観を理解し、曖昧な状況下で判断し、チームを導く力、これらはリベラルアーツにより養成される「思考の土台」と深く結びついています。
大成建設株式会社さまでは、まさにこのリベラルアーツ的視点を管理職育成に掛け合わせることで、組織全体の判断力・対話力・変革力を高める取組みを進めています。
本記事では、大成建設がなぜリベラルアーツを管理職育成に取り入れたのか、その背景や狙い、実際に得られた効果を紐解きながら、現代型マネジメントに必要な「考え抜く力」と「導く力」をいかに鍛えるべきかを解説します。
大成建設株式会社さまでは企業風土改革の中で、「全人格的な育成」が急務となっており、自身の専門性だけでは対応が難しくなっています。そのため、多角的な視点を養うリベラルアーツが注目されています。
本プログラムを通じて、受講者は多様な価値感に触れる中で、異なる分野の知識を得ながら「アイデアの引き出し」が増加。また、対話を通じて、横のつながりが強化されました。
受講者からは「視野が広がった」「他者理解や協働を理解できた」といった声が寄せられています。同社は今後も、こうした人間力と専門性を統合的に育成し、組織風土の変革をめざします。
※
本記事は、株式会社ドコモgaccoにて2025年10月22日に開催されました「大成建設に学ぶリベラルアーツ×管理職育成」をもとに書き起こしたものです。本記事にて紹介している「リベラルアーツ思考プログラム」は、現在は弊社にてお取扱いしています。


大成建設では、「TAISEI VISION 2030」※1で掲げる人的資本の充実を実現するため、従来の専門性偏重の育成だけでは、急速に変化する事業環境に対応しきれないという課題を感じていました。
特に、複雑性や不確実性が高まる現場では、論理的思考だけでなく、多様な価値観を理解し構想する力、曖昧な状況下でも判断できる感性、人間力などが求められています。
また、管理職層においても、マネジメントスキルだけでなく、組織を導くための幅広い教養や多面的な視点の獲得が急務となっています。
こうした背景から、同社では専門性と人間力を両輪で育成するリベラルアーツ教育の導入に価値を見出しました。問いに向き合い、多角的な視点で課題を捉える力を育成するため、リベラルアーツプログラムを採用するに至っています。
※1:
大成建設グループが2030年に向けて掲げた長期経営ビジョン。「人々が豊かで文化的に暮らせるレジリエントな社会づくりに貢献する先駆的な企業グループ」となることを中長期的に目指す姿としている。

大成建設では、2023年に本格化した企業風土改革の中で、社員一人ひとりの人間力を高める「全人格的な育成」が急務となっていました。
働き方の効率化や現場の課題解決に留まらず、「心の余裕」を育むことで豊かな人格形成を促し、新しい企業風土を創り上げるといった方針が明確に打ち出されていました。
特に現場では、品質や工程の管理に追われ、近視眼的な思考に陥りやすいです。また、縦割り文化が強く、自身の専門領域に閉じた発想になりがちでした。
そこで、人や組織を動かす力である「人間力」と業務遂行力としての「専門性」を統合的に育成する橋渡しとして、リベラルアーツ教育が注目されました。
「当社では社長の相川もリベラルアーツの重要性を説いており、お客さまの課題を理解しお客さまの想像以上の提案をするためには、幅広い教養と人間力が必要というところを発信しております。」(榎木氏)


このように、多角的な視点で課題を捉え、創造的な提案を生み出す力を育むことができるリベラルアーツは、社員の視野拡大と組織力向上の両面で必要とされています。

リベラルアーツ思考ビジネスプログラムを通じて、部門や職種の枠を超えて多様なバックグラウンドを持つ参加者同士でディスカッションを行うことで、横のつながりが強化されたという声を多く聞きました
また、リベラルアーツの学習により、普段の業務では得られない刺激を受けながら、さまざまなジャンルの知識を習得することで、アイディアや発想の幅が広がったようです。
オンラインの小グループ形式により発言しやすい環境が整い、普段は意見を出しにくい方も積極的に議論に参加できたことも大きな成果です。
加えて、アウトプットの質や組織内での巻き込み力、曖昧さの受容力、多様性の理解といった点でも自己評価が向上し、業務への応用やリーダーシップの発揮に結びついていることが確認されました。

受講者からは「視野が広がった」「課題に向き合う考え方や整理の仕方が理解できた」といった声が寄せられています。
特に部門横断での交流により、「普段は話さない他部門の意見を聞けて刺激になった」「オンラインの小グループで安心して話せた」といったポジティブな感想が多く見られました。
また、歴史や自然科学を題材にしたケースラーニングでは、「前提条件が違う中で意見をまとめるのが面白かった」「多様な考え方を知ることで、他者理解や協働のプロセスを実感できた」といったアウトプットも確認されています。
「リベラルアーツは知識の習得ではなく、”人と人との対話を通じて新しい視点を生み出す営み”だということです。多様な職種・年代の社員がひとつのテーマをもとに議論し、違う価値観に触れることで、「自分の専門を社会の中でどう活かすか」を見つめ直すきっかけになっています。」(榎木氏)
今後も大成建設では、リベラルアーツを通じて社員の人間力と専門性を統合的に育成し、固定観念にとらわれない多角的な思考力や課題設定力を持つ人材の輩出を目指していくとのことです。

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