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行動経済学 第1章：行動経済学とは？①～なぜ人は非合理的な行動をするのか？

突然ですがこんなシーン、あなただったらどうしますか？

目の前に宝箱が！しかしそこには「開けちゃダメ！」の文字が…どうする？

う～ん…開ける！

ランチのメニューが松竹梅の3択、…どれを選ぶ？

竹かなあ

気になる商品をYouTuberが絶賛→半信半疑、その後友人も絶賛！…買っちゃう？

買う買う！

人はモノゴトを意思決定する際、合理的な視点だけでなく、感情をはじめとする様々な要素の影響を受けています

「人は必ずしも、合理的な意思決定・行動をしない」という事ですね

その事実を裏付ける、3つの事例を見てみましょう

  • 健康に良い献立より、ジャンクだけど食べたい料理を選んじゃおう♪
  • スペシャルセールで大幅割引、これは買わなきゃ損！
  • 早く寝て明日に備えるべき、でも動画の続きが気になって…

あるあるですよね？

確かに私も「その方が正しいから」「得だから」「あるべき形だから」という理由だけで、行動していないな…

「人はなぜ、非合理的な行動をするのか？」
そんな疑問を解決するのが、今回のテーマである行動経済学

行動経済学とは古くからある経済学に、心理学を融合することで誕生した比較的新しい学問です

心理学？

まずは経済学と行動経済学における、根本的な考え方の違いを見てみましょう

経済学では、人は常に損得を見極めたうえで、
最も大きな利益が得られる合理的な意思決定をすると考えます

一方の行動経済学では、人はその時々の直感や感情に左右されがちで、
必ずしも合理的でない意思決定をする
むしろ非合理的な行動が主体であるとの考え方に基づきます

確かにそれがリアルですね

行動経済学を簡単に表現すると、”人が意思決定する時のクセやパターン” のようなものと言えるでしょう

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