行動経済学 第8章:人は2つのシステムで意思決定する?(システム1・システム2)

人間は必ずしも、合理的な意思決定・行動をしない

ここまでに様々な事例を見てきましたが、非合理的な意思決定が生まれる背景として、もう1つ知っておきたいポイントがあります

人が意思決定を行う際、「脳では2つのシステムが作用」しており
一方はシステム1、もう一方はシステム2と呼ばれます

システム1は、直感的で速い思考
認知の近道によって、じっくりと考えることなく、即時でモノゴトを把握・判断します

無意識&常時起動のオートマチックモードで作用しており
閃き、連想、パターン化された認識を得意とします

イメージで言うと、働き者だが出しゃばり、自動的に素早い判断ができ、思考による負荷も発生しません

ただし思い込み・先入観・偏見などによって、誤った意思決定をしてしまうことが少なからずあります

つまり、非合理的な意思決定の要因との関連性が高い訳ですね

システム2は、論理的で遅い思考
過去の経験・知識などをじっくりと鑑み、意識的に把握・判断するマニュアルモードで作用します

イメージで言うと、腰が重く休みがちな怠け者
ただし冷静、論理的、合理的な判断ができるのです

またシステム1に比べ、情報処理に多くの時間とパワーを必要とします

対照的な存在ですね

両者に優劣はなく、適材適所の使い分けがポイント
「無意識下で連動・同時に動く2つのシステムが、自分の中で作用している」という前提に基づいて対策をとることが大切なのです

非合理的な意思決定は、じっくり考えないこと、つまり、システム2へのスイッチが発生しないことが、主な要因の1つと言えます

ちなみに「疲れている」「情報量・選択肢が多い」「時間が無い」「簡単・見慣れた情報」「モチベーションが低い」といった状況では、システム1が発動しやすいと言われています

凡ミス・早とちりとかって、そういうタイミングだよね

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