行動経済学 第2章:行動経済学とは?②~意思決定のメカニズムを理解して人生に活かそう

「人生は選択の連続である」
よく耳にする言葉です

では一体、人はどれだけの意思決定をしているのか?
ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授の研究によると、「人は1日に2万~3.5万回もの意思決定をしている」と言われます

そ、そんなに!?

朝起きて、出勤し、仕事をして帰宅して、自分の時間を楽しむ
そんなビジネスパーソンの1日も、膨大な意思決定の連続なのです

改めて考えると…そうかも

ロボットであればプログラムに従って、あるべき決断を行いますが

人は、一時的な感情、その時置かれた環境、気分・調子、好き・嫌い、興味有る・無い、相手との関係・伝え方、タイミングといった無数の要素に影響を受け、意思決定・行動します

なんて複雑で不条理なのかしら…

無数の要素から影響を受け、非合理な意思決定をする人のメカニズム
この難題に対して、「なぜ人は○○するのか?/○○しないのか?」を明らかにしていくのが行動経済学です

近年では、巨大テック企業、コンサルティングファーム、小売、メーカーといったビジネスシーン、ひいては行政や政治に至るまで、急激に普及し幅広いシーンで活用されています

私たちビジネスパーソンが、行動経済学を知ることにはどのような意味があるのでしょうか?

次のパートから数多くの事例が登場しますが、ビジネスシーンをはじめとする様々な社会活動には、行動経済学を活用したアプローチが既に数多く存在します

ビジネスパーソンとして、あなた自身がその背景やフレームワークを活かすことで、顧客体験を高め、売上や利益の向上に寄与することができます

また、1人の消費者としては、行動経済学を悪用する組織が仕掛けるギミックに踊らされず、冷静な決断・判断ができるようになります

行動経済学は社内、家庭、友人など、人ともコミュニケーションでも役立つため、
より良い関係の構築などにも寄与できるでしょう

なるほど、それは理解すべきだね!

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