
人的資本経営データ分析支援
- 組織開発
- 生産性向上
- DX
- 退職防止
NTTグループ18万人の人的資本領域の知見を駆使し、研修やエンゲージメントなど、人的資本領域を主軸としたデータから価値ある洞察を引き出します。これにより企業におけるデータドリブン経営・人的資本経営の推進とエンゲージメント向上を支援します。


本ユースケースでは、社員の成長実感と、業務経験や職場環境との関係をデータで捉える調査を設計。人材育成施策の検討に活用できる示唆を得るため、データの取得から分析、結果の可視化までを支援しました。
複数の組織を持つある企業では、所属する組織や担当する業務によって、得られる経験や成長機会に違いがあると考えられていました。一方、その違いは現場の経験や感覚として語られることが多く、人材育成施策を検討するための客観的な材料が不足していました。
そこでNTT ExCパートナーは、社員の成長実感と、業務経験や職場環境との関係をデータで捉える調査を設計。人材育成施策の検討に活用できる示唆を得るため、データの取得から分析、結果の可視化までを支援しました。
分析に必要な情報を整理し、独自の調査票を設計
人材領域の知見を活かし、成長実感と業務経験・職場環境との関連を多角的に分析・可視化
組織ごとの傾向を比較し、育成施策の検討につながる材料を提示
今回の分析では、 必要な情報が既存の人事データとして十分に蓄積されていなかったため、調査票によって新たにデータを取得しました。
NTT ExCパートナーの人材領域とデータ分析の専門チームが連携し、現場の課題認識や人材育成に関する知見をもとに、社員の成長に関係すると考えられる要素を整理しました。調査では、主に次のような観点から設問を設計しました。
単に仕事への満足度や意識を尋ねるのではなく、成長に影響すると考えられる経験や環境を仮説として整理し、データ分析によって関係性を確認できる設問に落とし込んだ点が特徴です。
また、設問のわかりやすさや回答傾向を事前に確認し、必要に応じて内容を調整。人材領域の知見とデータ分析の観点を組み合わせ、具体的な施策の検討につながる情報を取得できるよう設計しました。
取得したデータを分析した結果、社員の成長実感は、仕事の任され方や挑戦的な業務を経験する機会だけでなく、周囲からの支援や相談・連携のしやすさなど、複数の要素と関連する傾向が確認されました。
この結果から、社員の成長を促すためには、単に仕事を任せたり、新しい経験の機会を提供したりするだけではなく、その経験を支える職場環境もあわせて整えることが重要だと考えられます。
分析では、単純な集計に加え、複数の要素と成長実感との関係を同時に確認する統計的な手法を用いました。
分析結果は、専門的な知識がない方にも傾向を把握しやすいよう、各要素と成長実感との関係を図表で整理しました。

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本図は、実際の分析で用いた観点をもとに、項目名・構造・関係性を再構成した掲載用イメージです。実際の分析結果をそのまま示すものではありません。
次に、分析で設定した複数の指標を組織単位で比較しました。
その結果、成長につながる経験機会や周囲からの支援、相談・連携のしやすさなどには、組織によって異なる傾向があることが確認されました。
結果はヒートマップで可視化し、各拠点がどの育成要素を持っているかを直感的に比較できるようにしました。分析結果は現場が持っていた印象ともおおむね一致し、経験的に捉えられていた拠点の特徴をデータで裏づけることができました。
これにより、若手社員にどのような経験を積ませたいかに応じて、適した拠点を検討するための判断材料を提示しました。

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本図は、実際の分析で用いた観点をもとに、項目名・構造・関係性を再構成した掲載用イメージです。実際の分析結果をそのまま示すものではありません。
組織ごとの違いを可視化することで、全社一律の育成施策を行うだけでなく、それぞれの組織の状況に応じた施策を検討できるようになります。
たとえば、挑戦的な業務経験を得る機会が不足している組織と、経験機会はあるものの周囲の支援が十分でない組織とでは、必要となる施策が異なります。
分析結果を組織の優劣を判断するために使うのではなく、各組織の特徴を踏まえ、育成施策や職場環境の改善策を検討するための材料として整理しました。
人材に関するデータ分析では、確認したい課題や取得できるデータに応じて、適切な分析手法を選ぶことが重要です。
たとえば、属性や組織による傾向の違いを比較する分析(クロス分析など)、複数の要因と成長実感との関係を確認する分析(ロジスティック回帰分析など)、特徴の組み合わせから、傾向の異なる社員層を分類する分析(決定木分析など)などが考えられます。
成長実感が高い社員に共通する経験や職場環境を確認することで、人材育成施策を検討するための新たな仮説を得ることもできます。
NTT ExCパートナーでは、特定の分析手法を一律に当てはめるのではなく、企業が抱える課題や保有しているデータの状況に応じて分析方法を選定します。
複数の分析手法を組み合わせることで、職場環境だけでなく、業務経験や行動・スキルなどの観点からも、社員の成長を支える要素を多角的に捉えます。
人材育成や配置、職場環境に関する課題は、現場では認識されていても、客観的なデータとして整理されていないことがあります。
また、既存の人事データを分析するだけでは、施策を検討するために必要な情報が不足しているケースもあります。
NTT ExCパートナーの「人的資本経営データ分析支援」では、既存データの分析だけでなく、現場の課題や仮説の整理、必要な調査項目の設計、データ取得、分析、結果の読み解きまで一貫して支援します。
「分析に必要なデータがまだない」
「経験や感覚で行っている人材育成を、客観的に検証したい」
「調査を実施しているが、結果を具体的な施策につなげられていない」
このような場合にも、施策検討に必要なデータを設計するところから伴走し、分析結果を実際の人材施策につなげます。
育成・配置の判断に、データという新たな視点を。
若手社員が成長しやすい環境の可視化や、人材育成・配置に関するデータ活用について、ぜひお気軽にご相談ください。
NTTグループの研究開発の実績や技術力を基盤にしたソリューションで、一歩先を行く、科学的アプローチを実現
30年以上にわたりNTTグループの人事・総務を担ってきたHC領域の専門家が伴走
ExCパートナーのソリューションでは、実行後の振り返りを行い、次の改善活動に向けた示唆出しまでサポートします。
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