働き方改革&労働生産性の向上 第3章:業務効率化と生産性向上の関係とは?3Mに着目しよう

組織として労働生産性を高めていくために、具体的にどう取り組んでいくのか?

まず業務効率化と生産性向上の概要を見てみましょう

そもそも業務効率化とは何か?

代表的なアプローチとして
3M=ムリ、ムダ、ムラを排除することが挙げられます

ムリ、ムダ、ムラって、どんなもの?

ムリとは、業務内容、業務量、スケジュール感にアンマッチが発生しているなど
組織・チーム・個人に対して、能力を上回る成果を求めて負荷が掛かっている状態を表します

ムダとは、過剰な対応業務、業務工程のロス、人員や在庫の過多によって、リソースを浪費しているなど
組織・チーム・個人が持つ能力に対して、求める負荷が下回っている状態を表します

ムラとは、チーム・個人ごとの経験やリテラシー格差などが要因となり
ムリとムダが混在して様々なタイミングで表れている状態を表します

なるほど、どんな組織でも起こり得る問題だね

ちなみに業務効率化と生産性向上は、近しいニュアンスで語られるケースも多いのですが
  
業務効率化は、より少ないリソースでこれまで同様の成果を得るもの
生産性向上は、同じリソースでこれまでより多くの成果を得るもの、新たな価値をつくりだすもの

あくまで異なるものとして区別すべきという考え方があります

業務効率化は、少ない人数で同じ成果
生産性向上は、同じ人数でより多くの成果を目指す訳ですね

一方で、「業務効率化は生産性向上に向けたプロセスである」という見方もあります

DX推進におけるファーストステップ=デジタイゼーション(デジタル化)と同じように、その先で新たな価値を確立するために、まずは業務効率化から着手するといったイメージです

いずれにしても不適切な業務のあり方、より良く改善できる業務のあり方を見直し、組織としてより大きな成果を生み出していくという考え方には変わりがないでしょう

まずは業務効率化を目指すんだね

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