働き方改革&労働生産性の向上 第9章:改革を担うのは“人”の存在、多様な視点が新たな気づきに

仕組みづくりやツール活用などは、実践していくにあたって有効かつ重要なポイント
しかし生産性向上という課題は、それだけで改善できません

日々の現場を担い、将来を左右するのはあくまで人
例えどんなに合理的で有効な手段があったとしても
担う人々が、理解・納得・共感できなければ機能することはありません

業務効率化・生産性向上の実現に向け
それぞれが抱く先入観・本音・ためらいなどを解消していくために
部門間やチーム内での目線合わせが不可欠です

例えば、“業務効率化・生産性向上”を進める際に、このような声をよく耳にしますね

本当取り組んで意味があるのかな?なんだか面倒でやりたくないな(面倒・重荷という本音)

正直、業務ができる/できない、人が変わる/変わらないは自己責任じゃない?(個人の問題という価値観)

必要性は分かるんだけど、なんか複雑で具体的には何をすれば良いかが分からない(方法論が不在)

今のルールって無駄が多いけど…どうしてみんな気にならないんだろう?(非合理的な仕組み・ルールへの疑問)

目線の方向性、障壁となるポイントは、立場や性格などによって様々なようです

しかし、チームメンバーで話し合いをすると、メンバーの意見から受け止め方に変化が生じ、取組みへの納得感が得られるかもしれません

本当取り組んで意味があるのかな?なんだか面倒でやりたくないな(面倒・重荷という本音)

でもタイパは重要だし、みんなの時間を無駄にしたくないよね?業務効率化でタイパが改善されるなら、やってみる価値はあるんじゃない?(タイムパフォーマンスの重要性)

それはそうかも。。。よし、やってみよう!

正直、業務ができる/できない、人が変わる/変わらないは自己責任じゃない?(個人の問題という価値観)

そうかも知れないね…でもチームの雰囲気や達成感で変わる意識もあると思うし、組織の成果として捉えていくことも大切じゃないかなぁ(チームとしての目線)

…そういう考え方もあるよね。うん、結局その方がプラスかも!

必要性は分かるんだけど、なんか複雑で具体的には何をすれば良いかが分からない(方法論が不在)

例えば「こんな不便・困っていること、みんなどう思う?」と話し合うことから始めてみたらどうだろう(最初の一歩)

なるほど、それならできそうかも? まずはやってみよう♪

今のルールって無駄が多いけど…どうしてみんな気にならないんだろう?さっさと効率化を進めればいいのに(非合理的な仕組み・ルールへの疑問)

理屈ではそうかも知れないけど、納得感が無いとみんな変われないでしょ?(取組理解の違いを再認識)

そうか、そこは無視できないよね
まずはそこから始めよう!

業務効率化や生産性向上の重要性がそれぞれに見えてきた中で
話し合いを通じて異なる・多様な価値観が交わることにより
新たな気づきが得られることも少なくないでしょう

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