DXロードマップを実現するには?スキル可視化と人材育成の進め方を解説

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DXロードマップは策定したものの、現場への展開や人材育成の段階でつまずいてしまう推進担当者の方もいらっしゃるでしょう。計画と現場の実態にギャップがあると、ツールを導入しても定着せず、施策が形骸化してしまうこともあります。
本記事では、経済産業省の「DX推進指標」を活用した現状把握から、ロードマップを機能させる作成・実行管理の4ステップ、部門ごとのスキル可視化と育成の優先順位付け、効果測定の視点、外部専門家に相談したいケースまでを解説します。

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    DX人材育成、まずは“現在地”の把握から

    • DXスキルの実態を客観的に把握
    • 組織全体の強化テーマを整理
    • 次に取組む育成施策、DX推進施策の検討に活用

DXロードマップとは?現場実装の段階でつまずきやすい理由

DXロードマップとは、自社がめざすデジタル変革のゴールに向けて、実行したい施策や達成時期、必要なリソースを段階的に整理した中長期の計画表をさします。単なるIT投資計画ではなく、業務改革・組織変革・人材育成までを一体的に描き、経営戦略とデジタル施策を結び付ける羅針盤としての役割を担うものです。しかし多くの企業では、現場実装のフェーズで想定外の壁にぶつかることも珍しくありません。ここでは、ロードマップが現場で機能しなくなる原因を掘り下げていきます。

ビジョン先行で現場のスキルや意識とギャップが生じがちなため

ロードマップが停滞する大きな要因の一つは、新しいシステムの導入や壮大なビジョンばかりが先行してしまう点にあります。現場の従業員が持つITスキルや業務の現状を考慮しないまま計画が進むと、現場に強い抵抗感が生まれかねません。新しいツールを導入しても、使いこなせる人材がいなければ業務効率はかえって低下する可能性があります。結果として、システムは導入されたものの使われずに形骸化してしまう事態もあり得ます。ロードマップを実効性のある計画とするためには、現場のスキルや意識の現在地を正確に把握し、それに合わせた育成計画を並走させることが求められるのです。

部署ごとに取組みが分散し全社の優先順位が曖昧になるため

各部門が独自にデジタル化を進めてしまう点も、ロードマップの進行を阻害する要因の一つと考えられます。現場の裁量に任せすぎると、全社的なデータ連携やセキュリティの統制がとれなくなる恐れがあります。営業部門は独自の顧客管理ツールを導入し、製造部門は別の生産管理システムを使っているという状況も起こり得るのです。この場合、部門間のデータが分断され、会社全体としての業務の最適化や新たな価値の創出につながりにくくなりかねません。推進部門が全社的な優先順位を明確に示し、各部門の取組みを横断的に調整していく役割が求められます。ロードマップには、部門ごとの役割分担や連携の仕組みをあらかじめ組み込んでおきましょう。

自社の状況把握には経済産業省の「DX推進指標」が活用できる

ロードマップを現場で機能させるための第一歩は、自社の現在地を知ることです。自社の状況を客観的に評価するツールとして経済産業省が提供しているDX推進指標が役立つでしょう。この指標は企業がDXの取組み状況を自己診断できるように作られたフレームワークです。ここからは指標をどう活用していくかについて解説します。

指標の評価領域主なチェックポイント期待できる効果
1.経営ビジョン・ビジネスモデルデジタルを前提とした価値提供の姿を描き、社内外に共有できているか組織全体の方向性の一致
2.DX戦略の策定ビジョン実現に向けた戦略・ロードマップ・投資計画が具体化されているか取組む順序と資源配分の明確化
3.DX戦略の推進

組織づくり(推進体制や挑戦を促す企業文化)

デジタル人材の育成・確保(求める人材像の明確化とリスキリング)

ITシステム・サイバーセキュリティ(レガシー刷新・データ活用基盤・セキュリティ対策)

戦略を実行に移す組織・人材・基盤の整備
4.成果指標の設定・DX戦略の見直し達成度を測る指標を定め、自己評価の結果を戦略の見直しに反映しているか取組みの検証と軌道修正のサイクル化
5.ステークホルダーとの対話経営者自らが価値創造ストーリーとして投資家などに発信しているか社外からの理解と評価の獲得

経営層と現場で現状と課題の認識を揃えられる

DX推進指標を活用する大きなメリットの一つは、経営層と現場の間で認識のズレを解消できる点です。指標にもとづく診断を行う過程で、それぞれの立場から見た課題が見えてくるでしょう。経営層は十分な投資を行っていると考えていても、現場からは使い勝手が悪いという不満が出ているかもしれません。こうしたギャップを指標という共通言語を用いて冷静に話し合えるようになります。関係者全員が同じテーブルにつき、自社の課題について率直に意見を交わすことで、当事者意識も芽生えやすくなるでしょう。対話のプロセス自体が組織の足並みを揃え、DXを推進する原動力となっていくと考えられます。

自己診断で次の打ち手の優先順位を明確化できる

指標を用いた診断結果はスコアとして定量的に可視化されるため、優先的に取組むべき領域が一目でわかりやすいです。すべての課題に同時に手をつけるのは多くの場合難しいため、リソースを集中させるポイントを絞り込みましょう。たとえば、「DX戦略の推進」のうちITシステムに関するレベルは高いものの、「経営ビジョン・ビジネスモデル」や「DX戦略の策定」のレベルが低い場合、現場のツール導入は進んでいても全社的な方向づけに課題がある可能性が判断できます。このケースでは、システム投資を増やすよりも、経営層のコミットメントを高める施策を優先順位として高いと考えられるでしょう。このように、ロードマップは、定期的に診断を繰り返すことで、状況の変化に合わせて計画を見直していくための指標となるのです。

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DXロードマップを現場で機能させる作成・実行管理の手順

現状の課題が明確になったら次はいよいよロードマップを具体的な行動に落とし込んでいきます。計画を実行可能なレベルまで分解し進捗管理するプロセスが求められます。ロードマップの実行管理では、状況の変化に応じて柔軟に計画を修正していくサイクルを回しましょう。ここでは、実行管理を軌道に乗せるための具体的な4つの手順について解説します。

ステップ1:経営ビジョンから逆算しマイルストーンを設定する

まずは会社がめざす最終的なゴールから逆算し、中間目標となるマイルストーンを設定しましょう。いつまでに、どのような状態になっていればよいかを、具体的な期限と指標で定義するのが理想です。たとえば、3年後に新規事業の売上比率を30%にするというゴールがあるなら、1年後にはデータ分析基盤の構築を完了させるといったマイルストーンが求められます。マイルストーンは、経営層と現場が共通の目標に向かって進むための道しるべとなります。定期的に振り返ることで、進捗の遅れにいち早く気づけるようになるでしょう。

ステップ2:現状とのギャップを特定し施策を設計する

マイルストーンが定まったら、現在地との間にあるギャップを詳細に分析しましょう。目標を達成するために足りないものは何かを、システムと人材の両面から洗い出します。たとえば、新しい顧客管理システムを導入するという目標に対しては、システム開発の予算だけでなく、それを使いこなすための従業員のスキル育成計画も同時に検討します。この段階で現場のリーダーを巻き込み、実務で本当に使える施策かどうかを検証することが成功の鍵となるでしょう。システム導入と人材育成は、常にセットで計画し実行していくのが理想的です。

ステップ3:現場で実行可能なスモールステップに分割する

いきなり全社で大規模なシステムを導入してしまうと、失敗のリスクが高まる傾向にあります。まずは特定の部署や小さなプロジェクトで、実験的に新しいツールや業務プロセスを試してみるのがおすすめです。そこで得られた知見や成功事例をもとに、徐々に適用範囲を広げていくアプローチをとりましょう。また、立案した施策は、現場が日々の業務の中で無理なく取り組めるサイズに小さく分割しましょう。小さな成功体験を積み重ねることで現場の抵抗感は薄れ、自発的な取組みも生まれやすくなるはずです。

ステップ4:進捗診断と効果検証で計画を軌道修正する

実行フェーズに入ったら、定期的に進捗を確認し、必要に応じて計画を柔軟に見直しましょう。ビジネス環境や技術の進化は早いため、数年前に策定した計画を維持し続けると、環境変化への対応が遅れる恐れがあります。四半期ごとや半期ごとに経営層と現場の責任者が集まり、設定したKPIに対する達成度を評価する場を設けましょう。うまくいっていない施策があれば、原因を分析してやり方を改善するか、場合によっては中止する決断も求められます。計画どおりに進めることよりも、最終的なゴールに到達する点に重きを置く姿勢が大切です。

DXスキルの可視化と部門ごとの育成優先順位を決める方法

前述したように、DXロードマップが現場で機能しなくなる背景には、ビジョン先行で従業員のスキルや意識との間にギャップが生まれること、そして部署ごとに取組みが分散し全社の優先順位が曖昧になることという2つの構造的な課題があります。これらのつまずきを解消するには、まず従業員一人ひとりが持つDXスキルの現在地を可視化し、その上で部門ごとに育成の優先順位を明確に定めることが求められます。ここでは、その具体的な進め方を解説します。

項目実施内容期待される成果
スキル定義職種・階層別に必要なスキル要件を、デジタルスキル標準等を参考に明文化する育成のゴールと評価基準が全社で統一される
アセスメント自己評価に加え、客観テストや業務実績・360度評価で個人のスキルレベルを測定する全社および部門ごとの強み・弱みがデータで可視化される
育成テーマ選定現場の業務改善に直結する実践的な育成テーマを設計する学んだ知識が即実務に活き、成功体験が行動変容を促す
評価・報酬連動人事部門と連携し、既存の人事制度に無理なくDXスキル評価を組み込むスキル獲得が正当に報われ、継続的な学習が定着する

部門や階層ごとに必要なスキルを定義する

まずは会社全体として、どのようなスキルを持った人材が必要なのかを明確に定義します。営業部門と製造部門では求められるデータ活用の知識は異なり、若手従業員と管理職でも必要なスキルは違うため、一律にプログラミング研修の機会を提供するだけでは現場の業務につながりにくいでしょう。部門の役割や業務内容に合わせて、「この部署にはデータを分析して課題を発見する力が必要」「この階層には全社データを俯瞰し意思決定に活かす力が必要」といった具体的な要件を言語化します。経済産業省が策定したデジタルスキル標準やDXリテラシー標準を参考にしながら、自社の事業戦略に沿った独自のスキルマップを作成するのがおすすめです。めざしたい人材像が明確になれば、現場も何を学べばよいかを理解しやすくなり、自律的な学習にもつながるはずです。

スキルアセスメントで従業員の現在地を把握する

スキル要件が定義できたら、次は従業員一人ひとりの現在のスキルレベルを測定するアセスメントです。主観的な自己評価だけに頼ると実態と乖離しやすいため、客観的なテストや業務実績にもとづく評価、さらに上司・同僚による360度評価などの組み合わせで、比較的高い精度で現在地を把握できます。結果を集計すると、会社全体のスキル傾向や部門ごとの強み・弱みがデータとして可視化され、「ある部門はデータ入力の正確性は高いが、分析して示唆を出す力が弱い」といった具体的な課題が見えてくるはずです。結果は従業員に優劣をつけるためのものではなく、育成計画を立てるための貴重な材料です。現在地と目標とのギャップを数字で把握することが、効果的な研修プログラムを設計する第一歩となります。

実務課題に直結するテーマで行動変容を促す

アセスメントで明らかになった課題をもとに、実際の業務ですぐに役立つ育成テーマを選定します。座学で知識を詰め込むだけでなく、学んだことを翌日から自分の業務で試せるような実践的な内容にしましょう。たとえば経理部門で残業時間の多さが課題となっている場合、単に既存業務をデジタルツールで自動化するのではなく、まずは業務フロー全体を可視化し、重複作業や不要な承認プロセス、手作業が発生している工程などを洗い出します。そのうえで、業務そのものの廃止・統合・簡素化も含めてプロセスを見直し、必要に応じてExcelマクロやRPAなどのデジタル技術を活用する研修を企画するとよいでしょう。

受講者が自身の担当業務を題材に、課題の発見から業務プロセスの再設計、デジタル技術を活用した改善までを実践することで、ツールの操作方法だけでなく、DX推進に必要な課題解決力や業務変革の視点も身につけられます。「自ら課題を発見し、業務のあり方を改善できた」という成功体験は、従業員の自信につながり、さらなる学習や改善への意欲を高める効果も期待できます。実務課題の解決とスキル習得を連動させるとともに、OJTや社内勉強会などを通じて、改善の成果や課題を継続的に振り返る仕組みも整えましょう。

人事評価・報酬と連動させ人材戦略に組み込む

スキルの向上を継続的なものにするためには、努力してスキルを身につけた従業員が正当に評価される仕組みが重要です。しかし新しい評価制度を唐突に導入すると、既存の制度との整合性がとれず現場の混乱を招くこともあります。DXスキルに関する評価や報酬の仕組みは人事部門と密に連携し、既存の人事制度の中に自然な形で組み込んでいくことが望ましいです。資格取得手当の新設や既存評価項目へのDX観点の追加など、小さな変更からはじめましょう。中長期的には、等級要件やジョブディスクリプションへの反映も検討してもいいかもしれません。人材育成と評価の連動についての詳細な設計は専門的な知見が必要となるため、外部の専門家に頼るのがおすすめです。

DXロードマップの効果測定のポイント

さまざまな施策を実行に移したらそれらが本当に成果につながっているのかを定期的に検証する必要があります。そのため、ロードマップの進行状況を正しく測るための指標の選び方が重要になります。効果測定の目的は施策のよし悪しを判断し次のアクションを改善することにあります。ここでは、意味のある効果測定を行うための視点について解説します。

ポイント1:数値指標だけでなく判断力や行動変化も測る

研修の受講率やテストの合格率は、施策が予定どおりに実施されたかを確認するためのプロセス指標です。しかしもっと重要なのは、結果として現場の従業員の行動がどう変わったかを測る行動指標です。たとえばデータ分析研修を行った後は、現場の会議で勘や経験だけでなく、データにもとづいた提案が行われるようになったかを観察します。RPA操作研修後であれば、実際に自動化された業務プロセスの数や削減された作業時間をカウントするといった方法もおすすめです。従業員が新しいツールや考え方を実務の中で自発的に使いはじめているかを、上司の1on1や業務日報も活用しながら評価しましょう。行動の変化が見られない場合は、研修内容が実務に即していないなどの原因が考えられるため、テーマや進め方の見直しを検討しましょう。

ポイント2:習得スキルが業務改善や新サービスに貢献したか検証する

行動の変化が確認できたら、最終的にそれがビジネスの成果にどう結びついたのかを検証します。業務効率化によるコスト削減額や工数削減時間、顧客満足度の向上具合、リードタイム短縮率といったビジネス指標を用いて評価を行います。ロードマップの目的はデジタル技術を使うこと自体ではなく、それによって企業価値を高めることにあります。現場の小さな業務改善が積み重なり、結果として利益率の向上や新しいビジネスモデルの創出につながっているかを確認しましょう。効果検証の結果は経営層や現場にフィードバックし、成功事例として社内ポータルや全社報告会などで共有します。成果が見える化されることで組織全体のモチベーションが高まり、次の投資判断もしやすくなり、さらなるDX推進への弾みとなるはずです。

スキル可視化や人材育成の実行を専門家に相談したほうがいいケースとは?

ここまで解説してきた手順をすべて自社の人員だけで完璧に実行することは、多くの場合容易ではありません。特に中堅企業では推進部門のリソースや専門的なノウハウが不足しているケースも多く見受けられます。適切なタイミングで外部の専門家の力を借りることで、客観的な視点を得てプロジェクトのスピードを加速させることができるでしょう。ここでは、専門のコンサルティング企業や研修サービス会社に相談したい具体的なケースについて紹介します。

相談を検討したい状況外部専門家が提供する価値解決される課題
スキル要件が定義できない他社の事例や業界標準のフレームワークの提供自社に最適な人材像の明確化と基準作り
実務につながる研修設計ができていない現場の課題に合わせたカスタマイズ研修の設計学びの定着と実務への即時応用
全体の進捗管理が回らない定期的なモニタリングと改善提案による伴走支援ロードマップの形骸化防止と推進力の維持

自社事業に即したスキル定義や指標策定が難しいとき

自社のビジネスモデルにどのようなデジタルスキルが必要なのかをゼロから定義するのは、難易度が高い作業でしょう。一般的なスキルマップをそのまま当てはめても、自社の事業構造や業務プロセスの実態と合わない場合は、現場の納得感を得にくくなってしまいます。このような場合は、業界の動向や他社の成功事例、最新のDX関連フレームワークに詳しい外部の専門家に支援を仰ぐのがおすすめです。専門家は経営陣へのヒアリングや事業戦略の読み解きを通じて、自社独自の強みを活かすためのスキル要件を言語化する手助けをしてくれます。また、客観的で精度の高いスキルアセスメントツールの選定や、KPI・評価基準の策定においても専門的な知見が役立ちます。

実務課題に紐づく研修の内製が難しいとき

一般的なIT用語を学ぶだけの基礎研修であれば自社での用意も可能ですが、実務に直結する高度な研修を内製するのは困難でしょう。現場の業務プロセスや業界特有の課題を理解し、それに合わせたカリキュラムを設計するには、教育設計とデジタル領域の両方に高い専門性が求められ、担当者の負担も大きくなります。外部の研修パートナーに依頼することで、自社の課題にカスタマイズされた実践的なプログラムを提供してもらえるでしょう。たとえば自社課題に類似した分析演習や、現場のリアルな業務を題材にしたケーススタディなど、現場に即した内容を企画してくれます。質の高い研修は、従業員の学習意欲を高め、行動変容を促すための投資です。

運用から効果検証まで第三者に伴走してほしいとき

ロードマップの実行管理を自社だけで行っていると、評価が主観的になりやすく、既存のやり方にとらわれて、適切な軌道修正が難しくなる場合があります。計画の遅れに対する危機感が薄れたり、重要度が下がりプロジェクトが自然消滅したりしてしまうこともあるでしょう。外部のコンサルタントに進捗管理をサポートしてもらうことで、第三者の客観的な目線でプロジェクトを評価してもらえます。定期的な推進会議のファシリテーションや効果検証のためのデータ分析、経営層への報告資料の作成などを任せることで、推進体制が引き締まり、意思決定のスピードも向上するでしょう。トラブルが発生した際にも迅速に軌道修正の助言を得られます。

DXロードマップの現状把握に役立つ視える化サービス「DX診断」

DXロードマップを実効性のある計画として推進するためには、まず自社と従業員一人ひとりの現在地を正確に把握することが重要です。

NTT ExCパートナーが提供する視える化サービス「DX診断」は、従業員のDXスキル状況を客観的に可視化し、課題抽出と取組むべきテーマの明確化を支援するサービスです。IPAのDXリテラシー標準に準拠した全46問・約30分の設問を、「知識」「判断」「行動」という3つの角度から出題することで、単なる理解度テストでは捉えきれないスキルの実態を測定できます。診断結果は総合得点やレーダーチャート、タイプ別分析・傾向分析として即時レポート化され、全体平均・企業内平均・年代平均・業界平均との比較も可能です。「スキル定義 → スキル可視化 → スキルアップ → 実践」という人材成長サイクルの中で、DX診断は「可視化」のフェーズを担い、次の育成施策や人材配置、DXロードマップの優先順位付けにつなげる起点となります。個人と組織の両面から現在地を押さえることで、机上のロードマップを着実な変革行動へと橋渡しできる仕組みです。

自社のDX推進に本気で取組みたい企業さまは、まずは「DX診断」で現状把握からはじめてみてはいかがでしょうか?

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    DX人材育成、まずは“現在地”の把握から

    • DXスキルの実態を客観的に把握
    • 組織全体の強化テーマを整理
    • 次に取組む育成施策、DX推進施策の検討に活用

まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • 経済産業省の「DX推進指標」で経営層と現場の認識を揃え、自社の現在地を客観的に把握する
  • 経営ビジョンからの逆算・ギャップ特定・スモールステップ化・進捗診断の4ステップで実行管理する
  • 部門や階層ごとに必要スキルを定義し、アセスメントで従業員の現在地を可視化する
  • 実務課題に直結する育成テーマを選び、人事評価・報酬と連動させて定着させる
  • 受講率などのプロセス指標に加え、行動変化とビジネス成果まで踏み込んで効果を測定する

ロードマップを現場で機能させる鍵はツールの導入だけでなく従業員のスキル向上と意識の変革に並走することにあります。現場の行動変化を着実に支援し、ビジネス成果を生み出す強い組織を作り上げてください。

ExCの強み

  • NTTグループの技術力を活用した
    先端ソリューション

    • NTTグループの研究開発の実績や技術力を基盤にしたソリューションで、一歩先を行く、科学的アプローチを実現

  • 人事・総務の各領域に精通した
    プロフェッショナルが伴走

    • 30年以上にわたりNTTグループの人事・総務を担ってきたHC領域の専門家が伴走

  • 『人と組織を変える施策の実行』と『振り返りでやりっぱなしを防止』の文字を、双方に向かう矢印でサイクルになっていることを表した図。

    施策効果の振り返りまでを
    実施して改善サイクルを実現

    • ExCパートナーのソリューションでは、実行後の振り返りを行い、次の改善活動に向けた示唆出しまでサポートします。

30年以上のご支援で
培われたノウハウで
800社以上の企業での
導入実績